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【2024/11/28 08:25 】 |
「ねつ造」の拡散
インターネット上のあちこちに同じソースからと思われる故盧武鉉前大統領の「発言」が掲示されている事に気がついた。
盧武鉉(ノムヒョン)大統領の言葉 
(03年6月の訪日時TBSのテレビ番組より)

異国で国籍を死守することがいいとは思わない、同胞にはその社会で貢献して欲しい。
朝鮮戦争から逃げた連中が祖国統一を口にするのはおかしな話だ。
日本には弾は飛んでこないだろう。
僑胞にそんなことを言う資格などない。
私は僑胞の連中を信用などしていない。
徴兵の義務を負わないくせに、韓国人を名乗り 、日本の選挙権を求める。馬鹿げていないか。
つまりは、いいとこどりではないか。
私たちが苦しい思いをしていた頃、僑胞の連中は私たちよりいい暮らしを日本でしていたのだ。
僑胞は僑胞だ。韓国人ではない。

本当に盧武鉉氏がこんな事を書いたのか信じられなかったので検索してみたところ、本当はこういう発言だと分かった。

「日韓の明るい未来」
http://www.tbs.co.jp/skorea_president/topic4_2.html
盧大統領 これまで韓国人が海外に出て、非常に多くの人々が海外で暮らしました。我々が幼い頃、ユダヤ人やそして中国には海外で暮らしていても、国籍を捨てず、そして言葉を捨てず、また家族の文化を捨てないというような事があり、それは非常に良いことであるといった教育を受けました。そしてそれが非常に良いことであると考えてきました。しかしながら世の中は変わっていきながら、世界が一つに統合していく過程の中で、必ずしもその国籍を守るということが称賛をするようなこと、称えることだけだと思いません。

どのような国の人でも自分の国の文化の誇りを捨てないにしても、現地の文化そして体制に適応して、またそこでその社会の一員として定着して、その社会に寄与することは非常に重要なことであります。したがってその李君がそのように話しをしてくれたことは、非常に進歩的な考えであると思います。自分の民族的なアイデンティティーは保ちながらも、この現地の一員として適応し、貢献していく考えはその二つの共同体を一つにつなげることのできる力になり、また架け橋になれるだろうと思います。私はその様な考えを持っており、国籍問題に対しても、もっと自由に考え、それで二つの民族をお互いに一つにつなげていく架け橋として、日本にいらっしゃる同胞の皆さま方が大きく寄与できるような、できたらという考えが良い考えだと思います。

おそらく、日韓の友好を「願わない」だれか(または何かの団体)がねつ造したウソが、引用、引用で広まっていったのだと思う。
インターネットの便利さは時として諸刃の剣になる。インターネットに載っていることは全てが正しいわけではない。
心して情報の真贋を見極める必要がある。
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【2010/02/20 18:01 】 | インターネット上のデマ・ねつ造 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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